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zoom RSS ボーカルで溢れかえる昨今のジャズライブ

<<   作成日時 : 2015/09/23 22:42   >>

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自らがボーカリストでありながら、過激なタイトルにて失礼します。

最近とあるライブハウス(開ければすぐにわかりますが)のマスターがブログに書いてあったことがとても心に残っていて。
http://halftone-live.blog.so-net.ne.jp/

確かに私が音楽をやり始めたころは、マスターがいうように、音楽をやっている層の中で、ライブハウスに出演している人がはっきりと分かれていたように思う。
自分のようなアマチュアは、せいぜい発表会でしかライブハウスで演奏できないと思っていた。
特に最初はピアノをやっていたので、発表会でなければ仲間内でのライブを年に数回やる程度だった。

ところが、時代が変わってきて、不況も手伝って、ライブハウスのスケジュールをチェックして聴きたいプロのミュージシャンの演奏を聴きに行くことが少なくなり、代わりにジャムセッションに参加したり、友達のライブを聴きに行ったり、もしくは自分が出演するようになった。

自分が成長したと肯定的にとらえればそうかもしれないが、どう考えてもライブハウスの出演者の敷居が低くなっていることは否めない。
ライブハウスとしても、以前は自然と入ってきたお客も、今は集客しないとあまり入らないので出演者に頼るしかなく、経営のためには敷居を低くせざるを得ないのかと思う。

また、一般大衆のの興味が聴くよりも自ら演奏することにシフトしてきているということも大きな要因となっている。

そしてまた、ボーカルというのはやる側にとっても敷居が低く、歌はとりあえず誰でも歌えるし、譜面を準備さえすれば気軽に始められ、ある程度の形になるのが早い。ちょっと練習期間を設ければ、ステージで歌えるチャンスが待っているわけだ。

ふと昔ジャズの雑誌などでチェックしていた有名老舗ライブハウスのスケジュールを見ると、なんだか出演者がボーカルばっかりなような気がする。もちろん、出演者はお店が厳選した人ばかりかとは思うが。
特に大きな箱は、ボーカルをリーダーにして、長年レギュラー出演しているミュージシャンをサポートにブッキングしている傾向があるようだ。

ボーカルがフロントだと華やかでとっつきやすく、スケジュールを見ただけで来店する人も出てくるかもしれないし、わからないでもないが。

この流れに乗って自分だってライブハウスに出演できるようになったのに、不謹慎かもしれないが、日本のジャズファンは本当にここまでボーカルジャズを聴きたいのだろうか。
私はインストジャズのリスナーから入ったので、この傾向に違和感を感じる。

かつては大きな箱で毎日のように演奏していた大御所が、知る人ぞ知る的な小さな箱で演奏するようになってきているのも目の当たりにする。

本当にインストだけだとお客がはいらないのだろうか。
たまに聴きに行けた自分のお気に入りのミュージシャンのインストライブは、偶然かもしれないけど、ここ最近は満員御礼のことが多い。これは、もしかしたらインストのライブの枠が減ったから、インストジャズファンが限られた枠に殺到するのではないかとまで思える。

日本のジャズミュージシャンのレベルはかなり高いと思うし、東京にいても素晴らしいライブ演奏に触れる機会はいつも溢れている。そして、そういったいい演奏を聴いて、頑張っているいいミュージシャンを応援したいという気持ちは、一ジャズファンとして持ち続けたいと思う。

そういうジャズファンが少なからずいて、インストジャズ枠が盛り返すのを期待していることを祈る。

最後に、一連の過激な発言を少しマイルドにするために一言付け加えると、ボーカルのライブも素晴らしいものは
やはり素晴らしく、インストと分け隔てする必要はなく同様に応援したい。
これは自ら歌うようになったからこそ、そのよさがわかるようになったので、インストのリスナーで終わっていたら、きっと偏見をもったままであったに違いない。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
クラシックでも指揮者で人気に差が出ますし、インストの東京スカパラ、ソイル、渋さ知らズオーケストラなども見た目の楽しさがあります。現在は演奏の出来も大事ですがパフォーマンスも無視できない要素になってますね。特にCDが売れないので、各ミュージシャン、貴重な収益源となるライブでの見せ方に力を入れてるようで。ただ上手いだけでは厳しいかもしれません。
myomyo
2015/09/25 19:39
myomyoさん、いつもコメントありがとうございます。
もちろん、ステージパフォーマンスがいいと、ジャズをそれほど知らない人でもとっつきやすいですし、理屈ぬきで楽しいです。それはそれとして、ジャズはプレイヤーもリスナーも仲間内通しで楽しむという閉鎖性が好きというねじれた志向性があり、そういうところが意外と一部の日本人のマインドに合っているのではないかと分析しています。
ほっし〜
2015/09/25 21:16
インストはむさ苦しいおじさんが数人出てきて、いくら頑張っても演奏だけでは評価されないという受難の時代なのかもしれません。うちの地元では、新しい流れとしてインストの場合、ビッグバンド結成の動きが出てます。パフォーマンスとは若干違いますけど、交響楽団的なハーモニーと迫力で押す流れです。
myomyo
2015/09/25 21:16
ホント そうだねDニ
バタヤン
2015/10/17 16:08

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